賃貸住宅を探しているけど、なるべく費用を抑えたい。
ほとんどの方がこの想いで賃貸住宅を探すかと思います。
こんにちは。
お金と時短が好きなサラリーマンの、なかお(@nakao_fintime)です。☺︎
今回は、賃貸住宅をお得に契約するために、抑えておきたい情報を共有します。
直近で引っ越しを考えていなくても、将来の引っ越しの備えや、知人が引っ越しする際のアドバイスとしても活用できると思いますので、是非最後まで読んで下さい。☺︎
仲介手数料の上限は月々の家賃の0.5ヶ月分(税抜)
不動産仲介業者が賃借人(家賃を払って住む人)から取れる仲介手数料の上限は契約物件の家賃の0.5ヶ月分(税抜)です。
もし、家賃1ヶ月分などの料金を請求されている場合は必ず交渉しましょう。
上限が0.5ヶ月分なので、交渉次第ではありますが、更に下げる事が可能です。
これは、複数の仲介業者と相見積もりを取って、より安く済ましてくれる業者を選ぶのがベストです。
事例を紹介すると、1ヶ月分の仲介手数料を支払っていた賃借人が仲介業者を訴えたところ、勝訴しています。
出典:東急リバブルの敗訴確定 仲介手数料、上限は半月分(共同通信)
不動産仲介業者は火災保険の指定はできない
不動産仲介業者によっては「当社指定の火災保険に入る必要がある。」と伝えてくる場合があります。
しかし、実際は独占禁止法によって、業者指定の保険に強制的に加入させる事はできません。
僕自身、年間の保険料が1万円前後のものを指定されましたが、「自分の会社の保険に入る」事を交渉したところOKされました。(嘘つかないで欲しい。。)
ちなみにですが、僕が入っている火災保険は年間1500円程度です。
僕の場合、大家さん提示の入居条件として、借家人賠償責任特約が付いている火災保険に加入するとの事でした。
例外はあるとは思いますが、おおよその大家さんは借家人賠償責任特約が付いている火災保険への加入を条件とする場合は多いとは思います。
僕は会社の団体保険を活用しましたが、民間企業の火災保険でも年間5000円も要らないくらいであると思うので、是非自分で加入する事をおすすめします。
除菌、消臭サービスは不要
前に住んでいた人が退去する時にハウスクリーニングと害虫駆除をしている場合がほとんどの印象です。
大家さんの意向で「退去時にハウスクリーニング代として敷金から差し引く」と契約でなっている場合は明らかに不要です。
どうしても害虫駆除の処理をしたい場合は、入居時に自分自身でバルサンなどをやる方が良いです。
当記事を書く上で色々インターネットで調べていたところ、仲介業者によっては消臭スプレーを「シュッ」と部屋にして終わりにするところもあるみたいなので…。
全ての業者がこのような対応とは限らないですが、基本的に疑ってかかった方が良いと思います。
家賃は出来るなら1000円でも下げる
家賃は1000円下げられると年間12ヶ月なので、12000円費用を抑えられる事ができます。是非交渉しましょう。
家賃は仲介業者経由で大家さんとの交渉になり、大家さんのさじ加減で決まるため、要交渉です。
どれくらい下げられるかは交渉次第ですが、家賃の1割引きくらいを初手として、そこから探るのが良いかなと個人的には思います。
敷金・礼金も交渉する
この料金も大家さんのさじ加減です。
仲介業者経由で大家さんと交渉しましょう。
しかし、「家賃を下げて貰ったのに、敷金、礼金の値下げ交渉をするのは申し訳ないな…。」
と感じるようであれば、無理に交渉しなくても良いかなと個人的には思います!☺︎
契約した物件で過ごす間は大家さんや不動産業者と関わっていくと思うので、関係性が悪くなるくらいなら控えても良いと思います。
敷金は賃借人が毎月の家賃が未納であった時に、預かっていた敷金から充てるためのものです。
要は大家さんが集金し損ねる事が無いための仕組みです。
退去時に一部もしくはほとんどが返金される場合もありますが、資金拘束されないために交渉しておいて損はないです。
礼金は大家さんに支払う謝礼という位置付けの料金です。
物件を貸し出して儲けている大家さんに対して賃借人が「謝礼」を支払うというのは、個人的にはそもそも意味不明です。
むしろ逆(大家さんが賃借人に、儲けさせてくれてありがとうという事で謝礼を支払う)では?と思いますが、昔からの名残制度なので、そういうものかと受け入れるしか仕方ないですね…。
ちなみにですが、海外には「礼金」は無いそうです。
悪い仲介業者であった場合、礼金に仲介業者の取り分を上乗せしている場合もあるみたいです。
しかし、上乗せがされているかどうかを見抜くのは難しいです。
相見積もりを取って、一番安く済ませてくれる業者を選定しましょう。
相見積もりを取った時に、明らかに料金差があった時は、上乗せがされているかも知れません。
既に賃貸を契約してしまった方に向けて
色々余分に費用を支払っていても、契約後の交渉は難しい場合がほとんどです。
入居時に契約書を読み合わせた上で一度合意をしていますし…。
しかし、僕自身は入居時に年間1万円の火災保険に加入してしまいましたが(必須と嘘をつかれてしまったので)、入居後の交渉で会社の保険に切り替える事ができました。
入居時に読み合せた契約書に「当社指定の火災保険に加入する事」という文言が無かったため、加入後に交渉したところ会社の保険に切り替える事ができ、月割りで保険料が返ってきました。
ただし、契約書に「当社指定の火災保険に加入する事」という記載がされていると、交渉の分が悪いかも知れません。。
しかし、交渉をするだけはできるので、火災保険に限らず、一度仲介業者に交渉して見るのも良いと思います!
最後に
今回は賃貸住宅契約前に役立つ情報について紹介しました。
お得に契約するために、色んな項目を値引き交渉しましょうと紹介しましたが、何回も値引き交渉するのが気まずい気持ちもあると思います。
そんな時は、仲介手数料だけ家賃の半月分になるかだけ交渉してみるのが良いかなと思います。
そもそも法律で決められている事なので、特に後ろめたさも感じる必要はないのですが。笑
賃貸住宅を契約する上で、お得に契約する事も重要ですが、本質は「自分が支払う値段以上の効用(リターン)があるかどうか」です。
自分が払う金額以上の効用があれば、多少マージンを取られていたとしても全然問題無いと思います。☺︎
当ブログの記事を読んで下さり、ありがとうございます。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。☺︎