「何の保険に入って、どれくらいの額を備えないといけないの?」
今回はこのような疑問について、参考になる情報を共有します。☺︎
こんにちは。
趣味でFPの資格を取得したサラリーマンのなかお(@nakao_fintime)です。☺︎
当記事を読んで頂ければ、保険に対するマインドの見直しについて、かなり参考になると思います。
僕自身の事例についても紹介しているので、具体例を基に学びを得て頂ければ幸いです。
僕は、新卒社会人の時にわけも分からず勧められるがままに色んな保険に入っちゃいました(笑)
そんな保険について自分なりに勉強し、色々見直したところ「皆さんにも参考になるのでは?」と思ったので、当記事でシェアしたいと思います。
※大前提として、保険は個人の家庭状況(妻子有無など)や資産状況(ローン有無など)に応じて掛けるべき額が異なります。
個人毎に最適な保険はそれぞれですので、あくまでご参考までにお願い致します。
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保険についてのマインドセット
保険に対してのマインドセット(見方や考え方)が一番重要です。
保険についてのそもそも論ですが、保険って「もしもの事態の時に経済的困難を避けるためのもの」です。
結論から言いますと「もしもの事態に備えるだけの保険を掛けて、それ以上は掛けない。」が保険に対する僕の考えです。
ここでの「経済的困難」は事故などのトラブルが発生して何百万以上の支払いが発生した時に「その額が支払えない」事態を指しています。
仮に、借金を差し引いた資産が300万円ある状態で100万円の支払いが発生した場合は「経済的困難ではない」です。
なぜなら、支払える額であり、支払った後に経済的に貧困にならないと考えられるからです。
自分もマインドセットをしっかり持つまでは
「もし100万円の支払いが発生したら保険を活用してお得に済ましたい。」
や
「月々の保険料は大した事ないし、掛けておいた方が何となく安心だから掛けておこう。」
など、ふわっとした考えを持っていました。
保険会社のパンフレットによく記載されているような「独身の○○代の場合」みたいな色んなパターン別に事例紹介している保険料を参考に、保険をカスタマイズされている方も多いのではないでしょうか?(自分もその一人でしたが…。)
大事なのは、トラブル時に自分がどれくらいの額なら支払えるか把握し、保険でカバーしなければいけない額を把握する事です。
私の家庭状況と資産状況
マインドセットについて紹介しましたが、具体的な事例があった方が参考になると思いますので、僕自身の資産状況と掛けている保険について紹介していきます。
これが正解というものではないので、この大前提を踏まえた上で参考にして下さい。
・独身未婚(妻子無し)
・正社員3年目
・27歳男性
・賃貸マンション住まい(家賃、共益費、水光熱費合わせて月々65000円)
・資産400万円(年金除く)
・借金(ローン)無し
私が掛けている保険について
前述の状況である僕が入っている保険の内容と月々の支払額については下記の通りです。
保険項目 | 保障額 | 月々の掛金 | 備考 |
賠償保障 | 1億円 | 30円 | |
火災保険 | 200万円 | 125円 | 借家人賠償責任特約付き |
合計すると月々の保険料は155円なので、年間1860円です。
生命保険についても独身で借金も無いため、自分が死亡した時に誰にもお金の面で迷惑をかけないので、入っておりません。
ちなみにですが、積立型の生命保険や共済保険などの資産形成型の保険も一切やっていません。
ちなみのちなみに、企業型確定拠出でも保険の商品には一切拠出していません。笑
医療保険についての私の考え
結論、僕は医療保険は不要と考えています。
ケガや病気によって入院や手術を受けた際に保険金がおりるのが医療保険です。
おりる保険金額は入っているプランによって異なりますが、手術・入院した際に「入院日数×1万円前後」が支給されるプランに入っている方が多いのではないでしょうか?
ここで「保険についてのマインドセット」を思い出して欲しいのですが、
ケガをして2、3ヶ月入院した時にかかる費用が仮に「2万円×90日分=180万円」とした時にどうでしょうか?
支払えない額でしょうか?
実際には、健康保険や高額療養費制度が活用できるため、こんなに多額の費用は発生しませんが(笑)
高額療養費制度についてざっくり説明すると、1ヶ月の間に支払う医療費が多額となった時にある額を上限に自己負担額が頭打ちする制度です。
厚生労働省の説明資料リンクを以下に貼っておきますので、参考にしてみて下さい。
高額療養費制度を利用される皆さまへについて紹介しています。…
少し煽った記載をしましたが、医療保険は全員が必ず不要というものではないです。
状況によっては、健康保険や高額療養費制度を活用した後の自己負担額を支払うと生活が苦しくなる場合もあるためです。
ポイントとしては、最悪の事態が起きて大ケガを負った場合でも高額療養費制度などを活用すれば支払える額であれば医療保険は不要という事です。
更に付け加えると、勤めている会社などの健康保険組合によって高額療養費制度の補助に加えて独自に給付する制度があります。
健康保険組合の制度については、各自が所属している会社などによって自己負担額の上限が異なるので、要チェックです。
ちなみにですが、僕が務めている会社の健康保険組合には独自給付の制度があります。
具体的な給付額は伏せさせて頂きますが、制度内容を知った時、「よしっ!医療保険解約しよう!!」と思えました(笑)
共済保険と積立型の生命保険についての私の考え
結論から申し上げますと「共済保険」「積立型の生命保険」どちらも不要です。
資産運用を目的としている共済保険は、契約内容や時期によって年間利率が変わってきますが、年率2%あるかないかくらいではないでしょうか?
少し投資の話をさせて欲しいのですが、アメリカのS&P500やNYダウ、日本企業225社の平均株価である日経平均株価に投資するインデックス投資で資産運用すれば年間利回り4~5%は目指せます。
よかったら以下の記事も参考にしてみて下さい。
当記事では主に投資初心者におすすめな「毎月積立投資信託」について記載しています! こんにちは。可処分所得と可処分時間の最大化を模索し続けるサラリーマンの、なかお(@nakao_finti[…]
資産運用をするのであれば、共済保険は効率が悪いです。
しかも、共済年間利率が適応されるのは「保険金として拠出した額から事務手数料を引かれた額」なので、拠出してから数年以内に解約すると元本割れするのがほとんどです。
共済保険を始めてから数年は実質の利回りがマイナスになりますし、長期で運用したとしても実質の利回りは2%以下になるため、ナンセンスです。
次に積立型の生命保険についてです。
毎月の積立がドルなどの外貨建てで、年間利率3%強であるものが有名ですよね。
年間利率が3%強である事に加えて、死亡時に支給される生命保険も付くなんて最高!
…なんて思われている人も少なくないのではないでしょうか?
個人的な意見も含みますが、積立型の生命保険は以下の理由から僕は不要と考えています。
・「もしもの時のための保険」と「資産を増やすための資産運用」がごちゃ混ぜでコンセプト不明(「もしもの備えは必要最低限の生命保険」「資産運用は投資」で分けるべき)
・拠出金額に対して事務手数料、外貨に交換する為替手数料、生命保険の掛け金を引いた額に年間利率が適応される
・拠出金額の内どれくらいの割合が生命保険の掛け金とされているかブラックボックス(公開していない)
・15年程度の長期間、拠出金が拘束される(早期解約すると元本割れする)
・実質の年間利回りが2%もない(これはインターネットの書き込みなどで見た情報なので定かではないですが、実際これくらいじゃないかなと思っています)
まとめ
繰り返しますが、各自の状況に応じて掛けるべき保険は異なります。
「といっても、自分の場合はどうすれば良いか分からない!」という方に当記事のマインドセットや事例が参考になれば幸いです。☺︎
保険は「もしものためのお守り」なのだから、必要以上に掛ける必要ないです。
最後になりますが、支払った額以上のリターンを狙うのであれば、保険ではなく投資をするようにしましょう。
投資については関心はあるけど、「怖い」「難しそう」「面倒くさい」と考えている方も多いのではないでしょうか?
当ブログでは投資に関する内容も、なるべく簡単に分かりやすく記事執筆していく予定ですので、よかったら定期的に遊びに来てください!
当ブログの記事を読んで下さり、ありがとうございます。
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